今回、ご紹介するのは休日を目いっぱい利用して行く栃木県を巡る日帰り旅行です。
いちごの産地としても有名な栃木県で、いちご狩りを楽しみました。
真っ赤に輝く果実は、とても甘くジューシーで大満足できます。
一路、那須塩原方面へと向かうと、ポピュラーな料理ながらはじめて耳にしたご当地グルメに出会いました。
これが意外な結果に……。
旅の締めくくりに、1300年以上の歴史をもつ湯治場で温泉効果をもたらす入浴方法もご紹介します。
歴史を感じる佇まいと、泉質に心身ともに癒されますよ。
いちご王国栃木にある「いちごの里」でいちご三昧
いちごの生産量(収穫量)が日本1位の栃木県は、まさしくいちご王国と言っていいのではないでしょうか。
2017年度におけるいちごの生産量は、25,100tにものぼり全国計の15%を占めるそうです。
ちょっと想像がつかない数ですね。
休日を利用して目いっぱいいちごを堪能すべく、いちご王国の栃木県に向かいました。
今回、いちご狩りの舞台として訪れたのは東北自動車道佐野藤岡インターから、20分ほどの場所にある「スローライフリゾート いちごの里」。
- 住所:〒323-0058 栃木県小山市大川島408
- 電話:0285-33-1070
- 受付時間:9:00~17:00
- 駐車場:あり
季節によってサクランボ・ぶどう・もも・ブルーベリーなどのフルーツ狩りも行っていますが、12月~5月のいちごの季節になると園内はいちご一色です。
こちらで食べられる、いちごの品種は3品種。
- スカイベリー
- とちおとめ
- とちひめ
スカイベリーは、2014年に開発されたばかりの新しい品種です。
特長は、とにかくその大きさ。大きいものでは、1粒60gと鶏の卵を上回るものもあります。
大きさに、整った形、そして甘さ、まろやかな味わいは、それだけで格別なスイーツです。
名前の由来は、「大きさ、美しさ、おいしさ」全てが大空に届くような素晴らしいいちごという意味が込められています。
とちおとめは、甘さと酸味のバランスがよく、濃厚な味わいが特徴。
日本国内のいちご品種取り扱いシェア1位を誇り、日本で最もポピュラーないちごです。
実が大きくて、酸味が少なく、甘くてジューシー。
とちひめは観光いちご園の専用品種のいちご。
とにかく甘くてジューシーで、果皮がやわらかく食べやすいのが特徴で、女性に大人気です。
果皮が他のいちごに比べ柔らかいため、輸送には向いておらず、市場に出回らないことから「幻のいちご」と言われています。
いちご王国とちぎから引用
そんな個性あふれる3種類のいちごの中でも、特に気になるのがサイズの大きな「スカイベリー」です。
栃木の三ツ星いちごと称されるスイーツに、期待せずにはいられません。
朝からいちごを満喫!カフェで朝食&スカイベリー狩りプラン!!
いちごの里では、通常のいちご狩りはもちろんのこと、様々なイベントが企画されていました。
そんな中、私が予約したのはカフェで朝食&スカイベリー狩りというプラン。
併設されたカフェでパンケーキを食べ、食後にスカイベリーのいちご狩りがついたお得なプランで、休日の朝からたっぷりいちごを堪能できます!
このプランの日程はというと、
- 8:45~9:00に受付をすませる
- 8:45~9:55の間、カフェ「アンジェ・フレーゼ」にて朝食
- 10:00~スカイベリー狩り(30分間食べ放題)
申し込み方法は、電話0285-33-1070からの申し込みが可能です。
もしくは、インターネットにて予約空き状況の確認及びweb予約ができます。
午前中からいちごをたっぷり堪能でき、さらに午後から観光スポットを巡ることができることが決め手になり、インターネットから予約しました。
web予約の際には、いちご会員に登録をしておく必要がありますので、事前に会員登録をしておきましょう。
いちご会員は、通常のいちご狩りをネット予約する際にも必要なのですが、料金が1割引きになるので電話予約するよりもお得です。
生クリームたっぷり!ミックスベリーのパンケーキ
いちごの里では、無料の駐車場が完備されております。
休日といえど朝が早いためか、広い駐車場には数台の車のみでした。
混雑することなく、お店の目の前に車を駐車し、受付へと向かいます。
ビニールハウス内のいちご狩り受付にて、予約した名前を告げて料金を支払いましょう。
いちご狩り・企画イベントの受付はすべてこちらで行っています。
支払いを済ませたところで、併設されたカフェ「アンジェ・フレーゼ」に案内されました。
こちらで生クリームたっぷりのパンケーキを堪能するのが、今回のプランの始まりです。
- 住所:〒323-0058 栃木県小山市大川島408 いちごの里内
- 電話:0285-33-1511
- 営業時間:9:00~18:00(LO 17:30)
- 定休日:年中無休
- 客席数:60席
”天使の(ange)いちご(fraise)”という名前のように、天使が舞い降りてくるような開放的な店内をコンセプトにしているそうです。
木目調に統一されていて、落ち着きますね。
コーヒー・紅茶・オレンジジュースなどのドリンクもついているので、朝食のパンケーキが来るまでコーヒーで一息。
そして、運ばれてきたのが「ミックスベリーのパンケーキ」!
いちご・ブルーベリー・ボイセンベリー・ラズベリーがちりばめられ、これでもかというくらいの生クリームがこんもりと。
いちごやミックスベリーの酸味と、生クリームの甘さがいい感じです。
なんて素晴らしい朝食なのだろう。
生クリームは甘さが控えめなので、いちごの里で販売もされているいちごのメープルシロップをお好みでかけてみてください。
追いシロップで、甘さがぐんとアップします(笑)
苦めのコーヒーがまた合いますよね。
アンジェ・フレーゼは、石窯で焼くピッツァ、もちもちの生パスタや季節のフルーツを使用したスイーツが楽しめます。
特に、いちごのシーズン(11月下旬~5月)に登場する完熟いちごのパンケーキやパフェは、農園直営ならではの美味しさです。
ふらっと立ち寄っても十分に満足できますよ。
魅力的なメニューはこちらから確認ください。
真っ赤に輝く大粒のスカイベリー狩り
ゆっくりと1時間ほどかけて朝食を食べたあとは、スカイベリー狩りです。
食後のデザートというよりは、デザート後のデザートといった感じでしょうか(笑)
カフェから、直接いちご畑へと案内してもらえます。
歩いて数分の距離ですが、畑の近くにはトイレはありませんので先にすませておきましょう。
スタッフの方に連れられて、いちご畑へ向かいます。
何棟もあるビニールハウスの中から、その日に一番状態の良い畑へ案内してくれました。
いちごの栽培方法は、畝(うね)に直に苗を植える「土耕栽培」と言われるもの。
低農薬で手間暇かけて育てているそうです。
畝の間は広くなく足場も不安定なため、ヒールやサンダルは避けた方がいいですね。
また、果汁は洗濯しても落ちにくいので、汚れてもいい動きやすい恰好をおススメします。
いちごの里流「いちご狩りポイント」が描かれた看板もあるので、一度目を通してみてください。
ハチにはこちらから手は出さないこと。
上から下まで真っ赤ないちごを指ではさんでもぎ取る。
ヘタは紙コップに集め、最後にコンテナにポイ。
とりあえずいっぱい食べてみて、おいしいのを見つけてという感じでしょうか(笑)
私が以前聞いたことがある、おいしいいちごのポイントも紹介しておきますね。
- いちごのツブツブ(種)まで赤いもの
- ヘタが反り返っているもの
- 同じ品種なら大粒なほうがよい
このポイントだけ押さえておけば、きっと甘いいちごにめぐり合えるはず。
ツヤツヤで光沢のある美しい形、手のひらにのせたサイズ感。
1口頬張ると、果汁が口いっぱいに広がります。
言うまでもなく、抜群に甘いです。
美しさ・大きさ・おいしさの3拍子揃ったこれぞスカイベリー!
いちご狩り農家さんによっては、ヘタを入れる入れ物と練乳をいただけるところがあると思いますが、こちらではヘタを入れるカップのみ。
しかし、練乳なんてまったく必要とせず、いちごそのものの甘さをしっかり味わうことができます。
大粒のスカイベリーは食べ応えがあるので、30分間という時間内でも十分に満足できました。
畑で摘み取ったいちごを持ち帰ることはできませんが、直売所で購入できます。
お土産として、喜ばれることは間違いないですよ。
目を奪われるお土産の品々
スカイベリー狩りが終わる頃には、観光の方たちでかなり賑わってきました。
観光地を訪れた際には、お土産選びが楽しみの1つでもありますよね。
マドレーヌ・バームクーヘン・大福・どら焼きなど、どれもおいしそうで目移りしてしまいます。
スカイベリーを使用したジャムも販売していました。
いちごジャムに空色のラベルというミスマッチな感じ……。
ですが、食パンのお供にしたいと思わせてくれる1品ですね。
極めつけは、ショーウィンドウに並ぶいちごスイーツの数々。
いちご農家直営ならではの、いちごだらけの手作りスイーツには目を奪われます。
お店の外には、テーブルとイスがあるのですぐに食べることもできますが、すでにお腹もいっぱいでこちらのスイーツは断念……。
今回、私がお土産に選んだのは「スカイベリーのチーズケーキ&ジャム二層デザート」。
自宅に帰ってから、さっそく食べてみました。
上段は、スカイベリーで作った贅沢なジャムに下段はレアチーズのマリアージュ。
お互いの酸味が絶妙にマッチしていて、風味さわやかなデザートです。
見た目もおしゃれで、甘いだけが特徴ではないいちごの可能性を引き出している逸品でした。
衝撃的な出会い!塩原のご当地焼きそば「スープ入り焼きそば」
朝早くから栃木を訪れたため、いちご狩りを終えても時刻はまだお昼前。
栃木を巡る旅行は、まだまだたっぷりの時間があります。
そこで、さらに車を走らせ那須塩原温泉を目指すことにしました。
塩原温泉郷に着いた頃には、時計の針は13時をまわった頃でした。
ここで、衝撃的な出会いとなったのが塩原温泉郷のご当地グルメ「スープ入り焼きそば」!
醤油ラーメンのスープに、ソース焼きそばを加えたもので、その説明を聞いただけでB級グルメ感が漂ってきます。
スープ入り焼きそばの元祖を謳う、2大名店の1つ「釜彦」にお邪魔させていただくことにしました。
- 住所:〒329-2921 栃木県那須塩原市塩原2611
- 電話:0287-32-2560
- 営業時間:11:00~15:00(売り切れ次第閉店)
- 席数:29席
- 定休日:不定休
- 駐車場:あり(20台)
ネットでも評判で、土日ともなれば長い待ち時間ができてしまうこともしばしばあるそうです。
私が訪れた時も、10組以上のグループが待っている状態でした。
待つこと1時間弱。
やっとの思いで、お店に入ることができました。
50年以上の歴史をもつお店ですが、2011年に移転をしたそうでとてもきれいな店内です。
テレビなどでも取り上げられることがあり、壁には有名人のサイン色紙でうめつくされていました。
今回は、スープ入り焼きそばとソースかつ丼を注文します。
はたして、醤油ラーメンと焼きそばというとてもポピュラーな食べ物を掛け合わせることでどんな味の変化が起きるのか。
具材は、ざっくりと切られたキャベツ・鶏肉・なるとが入っっており、見た目は非常にシンプルです。
ほんのりとソースの香りが漂います。
さっそく、口に運んだ瞬間。
うまい!うますぎる!
思わず、埼玉銘菓のキャッチフレーズが出てしまいそうな言い方になってしまいましたが、想像を超えるおいしさに衝撃を受けました。
スープに放り込まれたソース焼きそばはその存在感を失うことなく、ラーメンを食べている感覚のなかにソース焼きそばをしっかり感じることができる不思議な感じ。
どんな味の変化が起きるのかと期待していましたが、はっきりいうと醤油ラーメンとソース焼きそばを一緒に食べているだけ(笑)
これが私の口には非常に合うようで家の近くにあれば、何回でも通ってしまいそうです。
ソースかつ丼のご飯の上には、千切りキャベツがどっさり。
特製ソースをまとったとんかつが、丼からはみ出んばかりのボリューム感です。
ソースが非常に濃い味つけなので、お腹いっぱいガツンと食べたい方におススメします。
「湯っ歩の里」で足ツボ健康法
次に立ち寄ったのは、釜彦から車で5分ほどの距離にある「湯っ歩の里」。
湧き出る温泉を利用した、日本最大級の足湯施設です。
- 住所:〒329-2921 栃木県那須塩原市塩原602-1
- 電話:0287-32-3101
- 開館時間:9:00~18:00(12/1~3/31の冬季は9:00~17:00)
- 休館日:毎週木曜日(祝祭日の場合は翌日)
- 駐車場:あり
大人(高校生以上) | 200円 |
---|---|
中学生・小学生 | 100円 |
幼児(未就学児) | 無料 |
足は血液を前進に送り返す重要な役割をしており、第2の心臓と言われているのはよく聞きますよね。
また、足湯を利用することで血液循環の改善・肝機能の活性化・自律神経が整うなどの効能についてもよく知られています。
湯っ歩の里では、施設の中心に位置する温泉池「鏡池」の周囲を囲むように、全長60m(30m×2か所)の源泉かけ流しの足湯が巡っているのです。
日本最大級の足湯を利用して、足から身体の調子を整えていきましょう。
湯っ歩の里HPより引用
駐車場も完備されている大型施設なので立ち寄りやすいです。
足湯の受付など管理事務所のある歌仙堂の入り口をくぐり、鍵付きの下駄箱に靴をしまいます。
下の階に降りると、男女別のロッカー室が完備されていました。
鍵付きのロッカーに水道と大きな鏡があるロッカー室。
女性にとっては、足湯の準備から化粧直しまでできるロッカー室は非常にうれしいのではないでしょうか。
こんなに設備が整った足湯施設ははじめてです。
タオル(150円)の販売や、短パンの貸し出しも行っているのでふらっと立ち寄っても安心して足湯を楽しめます。
さっそく準備を済ませ、足湯へ向かいましょう。
足湯回廊の入り口に向かって、右側がぬるめの足湯(39.0~42.0℃)、左側があつめの足湯(41.0~43.0℃)です。
足湯内は10mごとに「底石と温泉の温度」が違う6つのゾーンに分かれています。
- やんわり ほんわか 心地よい道(乗り物酔いを解消するゾーン)
- ぐりぐりせめる道(骨盤腔の内臓や生殖器を整えるゾーン)
- ふみふみ ふみしめる道(消化器系を整えるゾーン)
- やっとこ がくがく 岩をつかむ道(運転の疲れを癒すゾーン)
- でこぼこ岩を ふみしめる道(二日酔いを和らげるゾーン)
- ちくちく 小石ふみしめ道(冷え性に良いゾーン)
それぞれに足裏のツボを刺激するポイントが掲示されているので、足湯の温度や足ツボの刺激で効能をアップさせましょう。
足湯回廊に足を踏み入れると、幅1.5m程の源泉かけ流しの足湯が弧を描くような形で伸びていました。
ベンチに腰掛けて、ゆったりとした時間を過ごせます。
足湯の前は、湯っ歩の里のシンボルである鏡池と称される温泉池が見渡せます。
水面に四季折々の塩原の自然を映し込む、幻想的な風景を楽しめるとのことですが、残念ながらこの日はお湯がはられていませんでした……。
他の観光客の方もまばらだったため、足つぼを刺激しながらゆっくりと歩いたりしてみます。
窓から差し込む日差しがとても心地よく、1時間程足湯に浸かっているとあがる頃には体がポカポカです。
静寂と癒しの湯「鹿の湯」で心身ともに癒される
最後に立ち寄るのは、湯っ歩の里からさらに車で40分程北上した「那須温泉 鹿の湯」。
那須温泉元湯・鹿の湯はなんと約1300年前に開湯されたとされる由緒正しき湯治場です。
- 住所:〒325-0301 栃木県那須郡那須町湯本181
- 電話:0287-76-3098
- 営業時間:8:00~18:00(最終受付 17:30)
- 定休日:年中無休(設備改修の休日あり)
- 駐車場:あり(50台ほど)
大人(中学生以上) | 400円(平日) 500円(土・日祝) |
---|---|
小人(小学生) | 300円 |
幼児(5歳以下) | 無料 |
狩野三郎行広という者が山狩の際に射損じて逃げる鹿を追って山奥に入ると、鹿は傷ついた体を温泉で癒していたそうです。
そこで、鹿によって発見された「鹿の湯」と名付けたと伝えられています。
また、江戸時代には江戸在府の大名もしばしば那須温泉に出向くなど、古くから人気を集めた湯治場です。
時刻は17時を回っているものの、駐車場にはまだ多くの車が停まっていました。
いまなお、人々に愛されている温泉だということがわかりますね。
建物は明治時代、玄関は大正時代に建造され、そのままの姿を受け継いでいます。
古びた木造建築である一方で、歴史を深く感じさせてくれる佇まいです。
受付で入浴券を購入します。
こちらでは、柄杓(ひしゃく)・砂時計を無料貸し出ししていました。
なにに使うかは後程、説明しますね。
脱衣所には、衣服を入れるカゴと椅子のみしかないため貴重品は受付横にあるコインロッカー(大型200円・小型100円)に預けておきましょう。
浴場に向かう渡り廊下は、ベンチにもなっており入浴後に休憩することもできます。
効果のある入浴の心得は必読
浴場にはいると、効果のある入浴の心得が書かれていますので、必ず目を通しておきましょう。
- かぶり湯(入浴前)
- 短熱浴
- 1日の入浴回数最高4回(約15分程度)
- 1日の入浴で何度も出入りし柄杓でお湯を体にかけたりすることは逆に害になる
- 入浴後は体を冷やさぬこと
かぶり湯は、柄杓にて大人およそ200回、子供およそ100回行います。
膝を湯のふちに近づけ頭を下げ、お湯がはね出さないよう静かにかぶりましょう。
のぼせ、吐き気の防止、頭痛・肩こり・首のこりに適応する温泉効果を高める入浴法です。
入浴は短熱浴をすると最も効果があります。
鹿の湯では、41・42・43・44・46・48℃(女湯には48℃はなし)の6種類の浴槽があるので、好きな温度を選んで入浴しましょう。
腰まで1分、胸まで1分、首まで1分を繰り返します。
このように受付で貸し出される柄杓・砂時計が役に立つのです。
洗い場は、蛇口やシャワーなどはなくパイプから流れ出る源泉のみで、石鹸やシャンプーなどの使用は禁止されています。
同じく頭上にのびたパイプから、2本の打たせ湯も流れ落ちていました。
各温度に分かれた6種類の浴槽は、入る順番などには決まりがなく好きな温度を選べばいいということで、1番低い41℃から入浴していきます。
山奥にあるためか、入浴中は静寂に包まれ、天窓やすりガラスから吹き込む風によって硫黄のかおりもほのかに感じる程度でした。
肌にまとわりつくようなやわらかいお湯が、とても心地よい。
43℃くらいまでは熱いながらも、気持ちよく温泉を堪能できました。
46℃の湯に入ろうと足を入れたときは、もう熱いというより痛い……。
46・48度の浴槽では、お湯が揺れただけで非常に熱いです。
興味本位で出入りしてしまうと、まじめに短熱浴を行っている方に迷惑がかかってしまうので気をつけましょう。
まとめ
いちご狩りをするために立ち寄った「いちごの里」はいちごだらけの観光地でした。
イベントも企画されているので、ご家族で訪れてもきっと楽しく過ごせますよ。
大粒のスカイベリーはジューシー、甘みたっぷりで大満足です。
おいしそうなスイーツや、目を引くお土産もたくさんありますのでぜひ立ち寄ってみてはいかがですか。
昼食のスープ入り焼きそばは、自分の口には非常に合うようでとても美味でした。
凝った味というよりは、素朴な味付けがたまらなくおいしかったです。
那須温泉「鹿の湯」では、古い歴史を感じさせてくれる佇まいに気持ちも安らぎます。
湯の香りである硫黄臭は、温泉らしい情緒のひとつとして、嗅覚でも湯治気分を大いに盛り上げてくれますね。
今回、訪れた栃木県はおいしいスイーツを堪能し、少し足をのばせば歴史を感じさせてくれる温泉郷で体を癒せるステキな場所です。
ぜひ、みなさんの立ち寄り地の参考にしてみてください!
栃木を巡る旅行を動画でまとめたものがこちら。