バイクツーリングを満喫しながら、デイキャンプで贅沢な時間を過ごしてみたいと思うTERUですが、バイクもキャンプも初心者。
キャンプ用品は出来るだけ身軽に、そして設置が簡単なものにしたいと思っています。
そこで、準備したのがキャンプ用品ブランド「DOD」のライダーズシリーズです。
バイクの積載サイズに合わせたコンパクト・軽量かつ設置が簡易的なまさにライダーのためのアウトドアギア。
ライダーズテーブルは一見すると華奢な造りに見えますが、テーブルの天板はアルミ板を利用したハードトップ使用で安定感は全く問題ないです。
TERUにとってキャンプツーリングの初めの1歩になりましたが、DODのライダーズシリーズはなくてはならない存在となりました。
今回は、ツーリング先の渓谷沿いでドリップ珈琲を堪能しましたので、TERUの珈琲セットも合わせてご紹介します!
ソロツーリングに最適なライダーズテーブル
バイクに積載するためにコンパクト性と軽量性を兼ね備えたハードトップ使用のアウトドアテーブルです。
ソロで使用するのには十分な大きさでありますが、テーブルの上を広く使用できるようにサイドには小物が掛けられるようにカラビナリボンが設置されています。
さらに、センターにも大型メッシュポケットが配置されており、機能としては十分です。
軽量かつコンパクトな収納サイズ
バイクツーリングに携行しやすいかを重要視したいですよね。
ライダーズテーブルには専用のキャリーバッグも付属されており、収納時には(約)直径8×長さ50cmであり非常にコンパクトです。
さらに、フレームには軽量のアルミニウムが使用されているため、重量は(約)1.0kgと片手で軽々と持ち運べる軽さでした。
このサイズであれば、バイクへの積載も気にはなりませんし、専用のキャリーバッグがあることによって部品の紛失も防げます。
コンパクトにまとめ上げられた構造は組み立ても簡単
簡単に設置できるのかどうかも気になるポイントの1つです。
コンパクトにまとめ上げたゆえに、組み立てが面倒であってはマイナスポイントですよね。
ライダーズテーブルは収納袋からも分かるように、すべてが1つに丸められています。
収納する際に、くるくると丸めるだけというのは非常に簡単です。
今回はうまく収納できないな……。なんてことはありません。
拡げてみると、テーブルのフレームや補助ポールにメッシュポケットが天板でまとめられています。
まずは、フレームを準備しましょう。
アルミニウム素材のフレームは非常に軽く、スムーズに拡げることができます。
一般的に錆びにくく耐食性が良いですが、環境によっては化学反応で腐食が進んでしまいます。
アルマイト加工で表面処理が施されているので錆びには強いかもしれませんが、フレーム自体の強度はそれほど強くない印象ではあるので雑に取り扱わないようにしましょう。
綺麗な赤と黒のツートンカラーがスタイリッシュでかっこいい。
さらに脚部底面はスリップ防止グリップが配置されており、安定感の向上に貢献しているようです。
フレームを拡げたら、メッシュポケットを4隅に引っ掛けるような形で取り付けます。
この大きめのメッシュポケットは、ライターやドリップバッグコーヒーなどの小物を収納できるので非常に便利です。
メッシュ素材なので洗い終わったコップやお皿などの乾燥場所にもいいかもしれません。
そして、天板の裏側に収納されている補強ポールを取り付けていきます。
最後に天板を上から被せ、天板部分の4か所をフレームの上部分に差し込むようにして各部を固定するだけで組み立て完了です。
華奢な造りのように見えてグラつきなどもないですし、テーブル設置にも時間をかけることもないのです。
満足できる使用感
軽量・コンパクト・簡単設置とTERUにとって非常に高評価なアウトドアテーブルでした。
今ではキャンプに限らず持ち歩くようになったライダーズテーブルですが、実際に使用してみて気になった点も踏まえて使い勝手を紹介していきたいと思います。
安定したハードトップ使用の天板
テーブルの天板は、生地にアルミ板を挿入したハードトップ使用であり、コップやペットボトルなどの小物も安定して置くことのできるキャンプ用品です。
とても軽いにも関わらずテーブルの安定感はありますし、静止耐荷重は20kgですのでこのサイズのアウトドアテーブルとしては十分であると思います。
使い勝手がいいテーブルとして活躍の場面は多いのですが、何回も使ってるうちに目立ってくる汚れ……。
主に外で使うことがメインとなるアウトドア用品であれば気になってきてしまうものですよね。
生地がしっかりしているので、濡れたタオル等を使用して拭いてしまうだけで綺麗にはなります。
それに加えて、ライダーズテーブルは生地とアルミ板の分離が可能となっているので、5枚のアルミ板を抜き出しサイドポールを取り外せば天板部分を丸洗いすることもできるのです。
手入れがしやすいのというのもうれしいポイントの1つですよね。
火気使用に要注意
温められたキャンプ調理や荷物を置くこともある天板生地は、高強度のファブリック素材でできています。
1680Dオックスフォードポリエステルが使用され、耐引裂性・防水性に非常に優れているそうです。
基本的な素材はポリエステルなので、耐熱性はありません。
テーブル上で固形燃料などを使用してさっとお湯を沸かしたいなと思った時は、スパッタシートなどの耐火性・耐熱性のあるものを敷いておかなければ焦げ付き、穴が開いてしまうこともあるので注意しましょう。
TERUは値段も安く小サイズのスパッタフェルトを購入して使用しています。
ソロで使用するのにちょうどいいサイズのライダーズテーブルですので、これくらいで充分だろうと考えていたのです。
実際に固形燃料を使用してお湯を沸かしてみて、テーブルには問題無かったもののしっかり熱は伝わっている印象でした。
長間時の使用や火力によっては、床面保護のためにも耐熱性の優れたものも考えるべきかもしれませんね。
小物が整理できるメッシュポケットやカラビナフック
キャンプ用品をテーブル上に並べてしまうと、ただでさえコンパクトなテーブルなだけに作業する場が狭くなってしまうのです。
小物類はできるだけ整理しておきたいところ。
ライダーズテーブルは、メッシュポケットやカラビナフックなど小物整理ができる機能が充実しています。
メインのストレージメッシュは天板の下部に位置し容量もそれなりにあるのでコップやお皿、または手を拭くためのウェットティッシュなどを入れておくのにも役立ちます。
しかし、説明書に書かれているように4隅にひっかけるようにして使用してみると、天板とストレージメッシュの隙間がほぼ無くなってしまうのです。
ポケットから小物がこぼれ落ちる事がないのかもしれませんが、取り出す際には毎回天板をめくりあげるようにしなければなりません。
少々めんどくさがり屋のTERUは、ストレージメッシュを4隅にかけるのではなく補強ポールに取り付けるような形で使用しています。
こうすることでポケットがたわんで小物の出し入れが楽になりました。
ただ、しっかり4隅に引っ掛ける形に対して、重さが一点に集中しやすいという難点もあります。
ストレージメッシュの強度は弱いので、あまり重さのあるものを収納したり、雑に扱うと簡単に破れてしまうと思われるので要注意です。
サイドにはファスナー付きのメッシュポケットが付属しています。
さらに小さい小物や、失くして困るものなどはこちらのポケットにしまっておくとよいですね。
中央のストレージメッシュにはコップやお皿など、サイドのメッシュポケットにはライターや固形燃料などと分けて収納しておけば、いざ使用するときにも必要なものを探すような手間がないので便利ですよ。
メッシュポケットとは別の、テーブルサイドにはカラビナを引っ掛けることのできるリボンが付属しています。
これが思っている以上に役立ちました。
カラビナを使用すればコップやポット、カトラリーなどを吊るしておくことができるのです。
メッシュポケットにしまうこともなく、使う時にはカラビナから取り外すだけなので使い勝手がとてもいい。
コップなども使用後は水洗いをして吊るしておくだけでよいので、テーブル上が常にすっきりと片付きます。
アウトドア感がぐっと増した感じ
また、ゴミ袋を引っ掛けておくことで出てしまうゴミをすぐに捨ててまとめることができます。
SNSなどでベテランキャンパーさんの様子を拝見させて頂くと、ゴミ箱の準備なども怠らずキャンプ地をきれいに保つ心構えが大事なのだなと学びました。
キャンプ初心者が選んだ珈琲グッズ
テントもタープも持っていなかった初心者キャンパーのTERUでしたが、初めてのキャンプツーリングでやりたいことは「珈琲を外で飲むこと」でした。
綺麗な自然の中で、自らお湯を沸かして淹れる珈琲を堪能してみたいと思ったのです。
いずれは豆から挽いてみたいとは思っていますが、最初は市販のドリップバッグを購入して珈琲を淹れていきます。
お湯を沸かして注ぐだけ。たったそれだけなのにアウトドアの世界に足を踏み入れた気がする。
準備した道具は基本的に手のひらサイズ
ドリップバッグを利用することでコップとお湯を沸かす道具さえあれば準備万端です。
TERUが準備した簡単コンパクトな道具を紹介したいと思います。
ゴトクと固形燃料で火を起こす
まずはどのように火をおこすかを考えなくてはなりません。
手始めに屋外でドリップ珈琲を堪能したいのであれば、固形燃料とゴトクさえあれば十分です。
固形燃料といえば、旅館などの夕飯で1人用の鍋を温めてくれる青いやつですね。
お湯を沸かす程度であれば固形燃料1つで足りてしまいます。
これにゴトクを組み合わせてあげるだけ。
EVERNEWのチタンゴトクは、小さな金属板を十字に組み合わせるだけの簡単なものであり、軽量で組み立て式なのでとてもコンパクトに収納できます。
固形燃料・ゴトクの2点に加えて、テーブル上であれば固形燃料の受け皿も準備しておけば湯沸かしの準備完了。
固形燃料の受け皿としてEVERNEWのチタンマルチディッシュも合わせて購入してみましたが、結果的には使用することはありませんでした。
いまや、100均でこの手のステンレス製の受け皿はいくつも売っていました。
ただ、マルチディッシュというくらいなので固形燃料の受け皿としてだけではなく、アルコールストーブのプレヒーターやおつまみ用の小皿としてだって使えてしまうようです。
いずれ使用する日がくるのだろう……。
そして、軽量のゴトクを使用する際の注意点はくっつきやすいものはのせないこと。
差し込むように組み合わせてるだけなので、熱せられたゴトクがバラバラになり大変なことになる恐れがあります。
スーパーで売ってる草餅も直火するだけで何倍も美味くなる!
ソロにちょうど良いサイズのミニドリップポット
ハンドドリップで珈琲を淹れる際に、お湯を沸かす道具はなにを使用しているでしょうか。
アウトドア用のケトルであれば、お湯を沸かすという用途以外にも調理に活用できたりもします。
底面の面積が広いやかんタイプや寸胴タイプであれば、コンパクトな上にケトル内に小物を収納できる部分も期待できますよね。
ですが、注ぎ口が太いケトルだとお湯が勢いよく出てしまうことで、エグ味や雑味が出やすくなってしまうそうです。
やかんタイプや寸胴タイプに対し、注ぎ口の細くなった縦長タイプのケトル(コーヒーポット)は一定量のお湯をゆっくり注ぐことができるので珈琲豆の本来の味を引き出すことができます。
安定して細く長くお湯を注ぐことが、珈琲をおいしく淹れるコツ。
縦長タイプのケトルはどうしてもコンパクトさに欠けてしまい、キャンプツーリングで使用するにはサイズがどうしてもネックになってしまいました。
そこで、できるだけコンパクトなものでおいしい珈琲を淹れたい方におススメなのがHIGHMOUNTのミニドリップポッドです。
本体の高さは12cm、満水容量300mlのミニサイズポットです。
材質はステンレス銅なので錆びにも強く、熱伝導率が低いステンレスですがこのサイズですのでコーヒーポットが温まるまでの時間など気にもなりません。
EVERNEWのゴトクはちょうどよいサイズで、安定感も問題なかったです。
大人数であれば明らかに容量不足ですが、珈琲1~2杯分のお湯を沸かすことさえできればいいという方にはぴったり。
気分が上がるアウトドア用カップ
紙コップやプラスチックコップなどありますがゴミになってしまう上に、なにより味気ない……。
自分専用のキャンプ用コップさえあればそれだけで気分が上がります。
様々なメーカーからステンレスやチタン、直火も可能なホーローまで用途によって多くの品がありますが、TERUは初めてのコップはsnow peakのチタンシングルマグと決めていました。
素材がチタンなので非常に軽く、熱伝導率が低いため熱い飲み物を入れても口元が熱くならないのです。
取っ手が折りたためるので収納時にも便利。
容量も220・300・450・600(ml)とありますので、取っ手を折りたたむことでそれぞれのサイズでスタッキングできます。
TERUは450mlと300mlを用意しました。
ドリップバッグを準備してお湯を注げば美味しい珈琲の出来上がりです。
家で飲む珈琲とは違って、緑に囲まれた場所で飲む珈琲はより一層おいしく感じてしまいます。
かさばる小物をまとめる収納ケース
テーブルやチェアなどコンパクトなアウトドア用品が多く出揃っていますが、持ち運ぶのに不便なのが食器類なのではないかと思います。
お皿やコップなどは1つ1つは小物ですがどうしてもかさばってしまいますよね。
そこでTERUが準備した収納ケースがTHE NORTH FACEのコンテナボックスです。
ペグやハンマーなどのなどのアウトドアギアの運搬に適したツールボックスということですが、珈琲を淹れるための小物がすっぽり納まってしまうのでとても便利でした。
防水性と耐久性に優れており、下部は滑りにくい高強度のボトム素材です。
地面にそのまま置いてしまうことも多いアウトドアでは、傷も付きにくく汚れも落としやすいのでそれだけでも高評価でした。
何度か使用していますが目立った傷などは付いていません。
内部はポリエチレン(PE)ボードが敷かれ、しっかりとした造りに加え非常に掃除がしやすいです。
仕切りは取り外すことが可能なので、収納する小物のサイズに合わせて調整することもできます。
そして、フラップ裏にファスナー付きのメッシュポケットがあるので、ウェットティッシュ・珈琲のドリップバッグ・ゴミ袋などの収納に非常に便利です。
実際に使用してみて、ボックス自体が型崩れすることもないので収納したキャンプ用品が破損することもないのではないかと思います。
ミニドリップポッドがちょうど納まるサイズなので、ソロキャンプで珈琲一式を持ち運ぶにはとても便利なツールボックスです。
その他にもカトラリーやウィンドスクリーンなどあったら便利な小物もたくさんあると思いますが、思ったより収納力もあるので非常に使い勝手の良いツールボックスでした。
まとめ
今回は、初めてのツーリングキャンプとして渓谷でドリップ珈琲を堪能してみました。
一番考えるのは、バイクの積載量のことです。
テーブルやチェアを持っていくならコンパクトなものに限りますね。
DODのライダーズテーブルは非常に軽くコンパクトであり、設置が簡単なのでぜひおススメしたいです。
キャンプをやってみたいと思う初心者の方も、TERUと同じように自然の中で珈琲を淹れてみる。
そんなささいな事からはじめてみませんか。
動画でも公開していますので、ぜひご覧になってください。