スマホの簡単操作で空撮が楽しめるMavic Miniですが、初フライトに向けての準備は必要です。
はじめにやらなくてはならないことは、スマホなどのモバイル端末とMavic Miniを紐づけるためにアクティベーションと呼ばれる初期設定が必要になります。
アプリの指示に従って行えばわずかな時間であっという間にセット完了です。
今回は、Mavic miniのアクティベーション手順を説明していきたいと思います。
- Mavic Miniの初期設定はめんどくさい?
- はじめに送信機とバッテリーを充電しておく
- スマホアプリ「DJI Fly」をダウンロードし、アカウントを取得する
- アプリの指示に従うだけでアクティベート完了
- まとめ
Mavic Miniの初期設定はめんどくさい?
機械にあまり強くないTERUは、初期設定と聞くだけで「めんどくさい……」なんて思ってしまいがちです。
そもそもアクティベーションとは何のことだがわからない程のド素人ですが、そんなTERUでもMavic Miniの初期設定は驚くほど簡単に済んでしまいました。
アクティベートとは、“活動的にする”という意味の英単語「activate」からきている言葉で、アプリをダウンロードしたモバイル端末とMavic Miniを紐づけてあげることです。
はじめに送信機とバッテリーを充電しておく
アクティベーションを行う際には、機体・送信機の電源を入れてモバイル端末と接続するため、まずは送信機とバッテリーの充電を行っておかなければなりません。
TERUはMavic MiniのFly Moreコンボを購入したのですが、このセットにはいっている2WAY 充電ハブが非常に便利です。
使用してみた感想を踏まえて、Mavic Miniの特徴やFly Moreコンボの同梱内容などもレビューしてみましたのでご覧になってください。
実際にMavic Miniを飛行させてみると、環境にもよりますが飛行時間としては12,3分ほどでしたので、バッテリーが3つ同梱されているFly Moreコンボを購入することをおススメします。
2WAY 充電ハブを利用すれば、150分程で3つのバッテリーすべて充電されます。
充電が完了しましたら、バッテリーをおしりの方から差し込んでください。
カチッとはまった手応えがあります。
2WAY 充電ハブを使用しない場合は、micro USBケーブルを使用して直接充電することが可能です。
機体を裏返すと充電の進捗状況を確認することができ、4つ点灯すると充電完了となります。
続いて、送信機も充電していきましょう。
側面にあるMicro USBの差し込み口から充電させ、120分程でフル充電されます。
バッテリー等と同様に、送信機中央にあるランプが4つ点灯することがフル充電のサインです。
送信機の駆動時間は、接続した端末によって異なります。
Android端末に接続した場合は約2時間、iOS端末に接続した場合は約6時間の駆動時間とのことです。
1回のフライト可能時間を考えると、一度フル充電させてしまえば気にする必要はなさそうですね。
スマホアプリ「DJI Fly」をダウンロードし、アカウントを取得する
「DJI Fly」は、Mavic Miniの操作を初心者でも簡単に行え、撮影した動画の編集もアプリ内で行うことができてしまうスマホアプリです。
Mavic Miniを飛行させるために使用する端末に、アプリをダウンロードしましょう。
利用規約等を確認した後に、アカウント作成にうつります。
アカウント作成する為に、メールアドレスおよびパスワードを登録していきます。
アプリの指示では、「電話番号かメールアドレスを入力してください」となっておりますが、電話番号によるログインは中国のみに対応しているそうです。
実際に電話番号を入力してみると「無効なメールアドレス」と表示されてしまい、登録することができませんでした。
アカウント登録が済むと、新ユーザーガイドとして約30秒ほどの3本の動画が視聴できます。
スキップすることも可能ですが、ドローン初心者の方はよく見ておきましょう。
DJI Fly
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アプリの指示に従うだけでアクティベート完了
バッテリー及び送信機の充電を行い、モバイル端末に「DJI Fly」アプリをダウンロードしたらアクティベーションの準備は完了です。
機体と送信機の電源をいれよう
双方ともに、電源ボタンを短押し+長押しをすることで電源のオン/オフを行います。
Mavic Miniは本体をひっくり返した中央部分に、送信機は右上に電源ボタンがあるのでそれぞれの電源を入れましょう。
機体は電源が入ると同時に、羽がカチャカチャっとわずかに動きます。
携帯端末と送信機をセットする
付属のRCケーブルを使って送信機とモバイル端末を接続するのですが、送信機の下部を斜め下にひろげると左右に大きく広がりここにモバイル端末をセットすることになります。
さらに、送信機を覗き込むとコントロールスティックが隠れていますので、ねじ回しの要領で取り付けましょう。
コントロールスティックはアクティベートに直接は関係しませんが、取り外しておかないとモバイル端末がうまくはまりません。
Micro USBコネクター・USB‐Cコネクター・Lightningコネクターの3種類のRCケーブルが同梱されていますので、自分のモバイル端末のコネクターに合ったものを使用して送信機と接続します。
送信機側は充電した時に使用した、側面にあるMicro USBの差し込み口です。
DJI Flyアプリを起動して、アクティベーション開始
準備が整ったら、DJI Flyアプリを起動します。
ホーム画面の右下にアクティベーションの表示が出ますので、タップしてアクティベーションを実行していきましょう。
再度、利用規約を確認した後にDJI Flyアプリを介して登録したメールアドレスとMavic Miniとの紐付けにはいります。
数分で、アクティベートは終了です。
非常にシンプルで簡単なため、機械の設定に苦手意識を持っているTERUにもあっという間の作業でした。
メールアドレスでアカウント登録をしているので、モバイル端末を変えても問題ありません。
TERUもMavic Miniを購入してから、AndroidからiPhoneへ携帯を変えました。
DJI Flyアプリを再度ダウンロードし、登録したメールアドレスを使用してログインするとMavic Miniの起動も問題ないですし、飛行データも引き継がれます。
まとめ
TERUと同じように、機械の初期設定に苦手意識を持っている人もいるのではないかと思います。
しかし、Mavic Miniのアクティベーションは非常に簡単で、アプリの指示に従うことで迷うことなく済ませることができました。
素晴らしい飛行性能を持ちつつも、操作性に限らずその飛行準備さえもシンプルで簡易的な部分はMavic Miniの魅力の1つです。