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埼玉県三芳町にあるおいも農家が営む「おいもカフェ」を紹介します!

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全国各地には名産品と呼ばれるものが数多くあることでしょう。

TERUの出身地である埼玉でも、狭山茶深谷ネギ草加せんべいをはじめとした多くの名産品をあげることができます。

そんな中、あまり知られていないのが「さつまいも」。

埼玉県三芳町には、いも街道と呼ばれるおいも農家が軒を連ねる通りがあります。

おいも農家が建ちならぶ中に、平日にも関わらず人々が立ち寄る人気カフェがあるのです。

今回は、おいも農家が営む「おいもカフェ」をご紹介します!

おいも農家が軒を連ねるいも街道

三芳町の特産品のひとつ「富の川越いも」は、江戸の頃より300年以上の歴史があります。

その生産を担う30軒近いおいも農家が、いも街道と呼ばれる通りに軒を連ねるのです。

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秋から冬にかけて、さつまいものシーズンになると街道沿いにはのぼり旗が一斉にはためき、様々な品種を各農家さんから購入することができます。

おいも農家が営む「おいもカフェ」

いも街道は、関越自動車道の所沢ICからおよそ10分ほど車を走らせた場所にあります。

いも街道の一角にあるむさしの自然農場

その場所にお店を構えるのが、さつまいも農家によるさつまいも好きのためのさつまいも料理が堪能できる「おいもカフェ」です。

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  • 住所:〒354-0045 埼玉県入間郡三芳町上富287
  • 電話:090-2729-5236
  • 営業時間:水曜日~日曜日(11:00~18:00)
  • 定休日:月曜日、火曜日
  • 駐車場:あり

公式HPはこちら

カフェの目の前には、15~20台程の駐車スペースがあります。

TERUも何度かおいもカフェには訪れていますが、毎回のように満車状態です。

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非常に人気があるのがうかがえます。

以前、TERUが訪れた際にも駐車スペースが確保できなかったことがありましたが、農家の方が移動することのない車の前に停めてしまって良いと促してくれました。

困ったときは迷わず相談してみてください。

平日でも予約をしておくことをおススメします。

来店予約は、電話090-2729-5236か来店での予約になり、当面の間は11:00・13:00・15:00の時間制で営業するそうです。

席に余裕があれば、当日予約なしでも入店可能とのことですが、まずは電話で確認することをおすすめします。

古民家を思わせるおしゃれな店内

木部が室内に見える形で使用され、アンティーク調のソファーが並ぶとてもおしゃれな店内です。

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古民家の雰囲気を感じながらも清潔感があり、ゆったりと座れるソファーに腰掛ければ時間を忘れてしまうくらい居心地の良さを感じてしまいます。

実際には、納屋を改装して造り上げたそうです。

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旬の野菜が販売されているあたりも、農家さんが営んでいるカフェならではですね。

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見た目も楽しめる、旬の野菜と共に食べるさつまいもランチ

「おいもカフェ」では、さつまいもにこんな食べ方があったのかと思わせてくれます。

さつまいもがごろごろ入ったランチプレートから、さつまいもをふんだんに使用したデザートメニューまで。

ボリュームがあり、お腹いっぱいになるまでさつまいも料理を堪能することができます。

さつまいもを使用するランチプレート

2種類のランチプレートがあり季節によってメニューが変わります

ドリンク込みで1300円~1600円程のお値段であり、決して高すぎることもありません。

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トマトとほうれん草のカレー

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トマトとほうれん草のカレー

こちらは、夏前に訪れた際のランチプレートの1つ「トマトとほうれん草のカレー」。

中に隠れているチーズによってマイルドな味わいを楽しめるカレーです。

青々とした葉物野菜のサラダが、とても甘く感じられます。

さつまいもというよりは、葉物野菜の甘さを感じられるランチプレートでした。

チキンの粒マスタードカレー

秋になり、再訪した際に頂いたのが「チキンの粒マスタードカレー」。

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チキンの粒マスタードカレー

ちょっぴりマスタードの酸味がきいた甘口カレーです。

主な具材がチキンかと思いきや、ごろごろとさつまいもがはいっていました。

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お店の人によると、酸味がありややクセのあるカレーとのことでしたが、ほんのり甘いさつまいも甘口のカレーとの相性がとてもよかったです。

細く千切りにされ、素揚げされたさつまいもがそえられており、味だけでなく食感も非常に楽しめるカレーでした。

甘党にはたまらん!コッペパンサンドプレート

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食事系からデザート系まで取りそろえる、コッペパンサンド。

大の甘党のTERUは迷わず「お芋とクリームのあんコッペ」をチョイス!

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コッペパンサンドプレート

時期により多少の違いはあるのかとは思いますが、葉物野菜はやや苦みが強めでした。

カブとポルチーニ茸のスープは、味わいや香りをしっかり感じることができます。

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肝心のコッペパンサンドは、粒の大きいあんこにくるみやたっぷりの生クリーム。

たくさんのさつまいもが入っており、食べ応えがあります。

甘党にはたまらない逸品です!ぜひ、食べてみてください!!

さつまいもが主役のデザートメニュー

さつまいもを利用したクリームブリュレスイートポテトをはじめとしたデザートメニューは、どれもおいしいのは言うまでもありません。

さつまいもの素材の味を楽しみたいのであれば、つぼ焼きおいもがおすすめです。

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味はもちろん、見た目の可愛らしさやインパクトに思わず携帯カメラを構えてしまいますよ。

おいもカフェの王様「いも丼」

「おいもカフェ」の顔とも言うべき「いも丼」は、名前通りの丼スイーツ。

ですが、おいもカフェに来たからにはこちらをファーストチョイスしてもらいたい。

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いも丼

さつまいもで作った餡と、フレンチトーストで作ったパフェです。

ひんやりと冷やされた器が、粉糖で覆われた見た目にもインパクトのあるデザートですね。

器の底にもさつまいもが入っており、これ一つでお腹いっぱいになってしまうほどのボリュームです。

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一口食べれば、甘さが口いっぱいにひろがります。

甘いだけではなく、少し塩気のきいたさつまいもせんべいが、いいアクセントになっていました。

早めの注文・予約が好ましい「つぼ焼きおいも」

さつまいもの収穫期を迎えるころに、富の川越いもを味わいたいのであれば「つぼ焼きおいも」をご注文ください。

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季節ごとに変わるランチプレートや、デザートメニューは年間を通して楽しめます。

ですが、つぼ焼きおいもはさつまいもの収穫時期しか販売をしておりません

だからこそ、食べてみたいですね!

収穫されたさつまいもを大きなツボを利用して、じっくりと焼いていきます。

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すき間から漂う、焼き芋の甘い香りがたまりません!

ランチプレートやデザートメニューを食べた上で、焼き芋まで食べる余裕があるだろうか?

そのようなことを思い、一通りランチメニューを食べてから追加でつぼ焼きおいもを注文しました。

そうすると、店員さんからは「次回の焼き上がりの分は完売してしまいまして……。

なんと、つぼ焼きおいもは焼き上がりに2時間かかるとのこと!

後から知った情報ですが、イベント出店時に4時間待ちの行列ができたそうです。

つぼ焼きおいもの人気を知る地元の方は、電話予約をして受け取りにだけ来る人も少なくないとのこと。

そのような情報を知ってしまうと、どうしても食べたくなってしまう性分ですのでコーヒーを飲みながら焼き上がりを待つことにしました。

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つぼ焼きおいも

壺からあがったばかりの焼き芋は熱々です。

ふわっと香る甘い匂いに加え、黄金色に輝く焼き芋が秋を感じさせてくれますね。

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つぼ焼きおいもに使用されるさつまいもは「むさしこがね」という品種で、甘くほくほくした食感が特徴的です。

煮くずれしにくいので、芋ごはんや煮物にもおすすめ。

食べきれなかった場合には、お持ち帰り用の袋もありますので自宅へ持ち帰り、温めなおしてからバターを塗って食べるのがたまらなくおいしいですよ。

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プチデザートの4種盛「本日のデザート」

さつまいもを使用した料理やデザートのみだと、お腹が膨れてきてしまいますよね。

デザートを少し控えめにと思う方は、「本日のデザート」を頼むといいのではないでしょうか。

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本日のデザート

季節などにより内容に変更はありますが、さつまいもだけでなくさっぱりとしたシャーベットは口直しにぴったりです。

どれも小さいサイズなので、たくさんのデザートを味わうことができます。

パリパリ食感「おいものクリームブリュレ」

焦げ目のついた表面のしたに、さつまいものペーストが敷き詰められた食感も楽しめる一品です。

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おいものクリームブリュレ

本来のクリームブリュレと言えば、カスタードソースを器に流し込みオーブンで焼き上げます。

仕上げに、砂糖をふりかけた表面を直火で焦がした洋菓子です。

おいものクリームブリュレ」は、カスタードソースの代わりにさつまいものペーストを流し込んだもの。

ねっとりとしたさつまいもペーストと、パリパリの食感がたまりません。

さつまいもの優しい甘さと、苦みがとてもよくマッチしたデザートでした。

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アイスとスイートポテトの相性抜群「むさし金時のハニースイートポテト」

さつまいもを使用したでデザートと言えば、スイートポテトと答えるほどTERUの好物でもあります。

そんなスイートポテトが、アイスとタッグを組んだらと思うと期待値がぐんと跳ね上がりますね。

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むさし金時のハニースイートポテト

使用されている「むさし金時」という品種は、きめ細かい食感上品な甘さのしっとり系のおいもです。

滑らかな舌触りに、バニラアイスの甘さとおいもの甘さを両方感じられるデザートでした。

食事のお供にこだわり豆のコーヒー

甘さが主となるデザート系のカフェには、味わい深いコーヒーが一番です。

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ホットコーヒーは2種類の豆から選んで注文することができます。

フルーティーな香りと酸味が特徴的な「エチオピア」、きりっとした苦みとさわやかな酸味が特徴的な「ブラジル」。

あまりコーヒーが詳しくない方でも、店員さんに聞けば親切に教えてくれます。

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以前に、スペシャルドリンクも注文したこともあるのですが、その正体は「エスプレッソソーダ」でした。

濃厚なエスプレッソの香りと苦みに加え、炭酸の刺激と柑橘の味わいを楽しむことができるものです。

コーヒーや炭酸の刺激が波のように押し寄せる……。
TERUの口には合わずお手上げでした……。

満席なら迷わずテイクアウト

行くたびに混雑していると分かっていても、もしかしたら席が空いているかもしれないと足を運んだ結果、やはり満席……。

そんなことも何度か経験をしていますが、それならば迷わずテイクアウトするのもおススメです。

おいもカフェのメニューを外で、またはおうちに持ち帰って味わうのもまたよし。

夏季限定!冷やし焼き芋

さつまいもの旬のイメージといえば秋頃ですよね。

それを夏でもおいしく食べられるのが冷やし焼き芋です。

旬の時期に収穫された焼き芋をつぼの中で、じっくり2時間以上かけて焼き上げたものを冷凍してしまうそうです。

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冷熟成された焼き芋は、ねっとりと蜜たっぷりのとてもあまいデザート。

芋あんとしてそのままトーストに塗ることもできてしまいそうなくらい。

自宅でいろいろとアレンジできてしまいそうですね。

アツアツで食べる焼き芋を覆す、冷やし焼き芋はぜひ一度食べてみては。

冷たいデザートやきいも「やきいもとバニラアイス」

冷やし焼き芋とバニラアイスを合わせた「やきいもとバニラアイス」。

アイスの定番であるバニラに、少し塩味のきいたパリいも。

その下には、ねっとり系とホクホク系の口当たりの違う2種類の冷やし焼き芋が入っています。

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バニラアイスと焼き芋の2種類の異なる甘さがたまらない。

そこに塩味のきいたパリいもをはさむことで、甘いとしょっぱいの無限ループです。

デザートは別腹といえども、食べ応えのあるデザートメニューでした。

老舗パン屋さん特注のコッペパン、トーストを使用したテイクアウトメニュー

巣鴨の老舗パン屋さん「喜福堂」さん特注の人気コッペパンや、トーストを使用したテイクアウトメニューも非常におススメです。

このコッペパンサンドは、店内でコッペパンプレートとして提供されていますが、単品でテイクアウトすることもできます。

善福堂さんのコッペパンとトーストを両方食べてみましたが、ほんとにおいしかったです。

ほんのりと甘くて、柔らかいパンがさつまいもをベースとしたおいもカフェのメニューによく合います。

トーストメニュー

まずは1品目、バターつぶあん芋あんのトリオ。

芋あんは甘味の抑えられた、滑らかなシルクスイートを使用しています。

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「芋の前では皆平等」

ちょっと不思議な文言の包み紙ですが、トーストメニューは形がくずれるので平らにして運ぶように。

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あんバターが間違いない組み合わせなのは知っています。

これに芋あんが加わることで、それぞれの甘さに加えバターのちょっとした塩味が飛び込んできます。

これは食べてみるべき1品です。

ほんのりあったかい状態で提供されますが、バターが溶けてしまうこともなくおうちに持ち帰ってから温めなおして食べましたが、いくらでも食べられてしまいそうでした。

2品目は、目玉焼き自家製ベーコン

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こちらはさつまいもを使用してはいませんが、こしょうのきいた厚めの自家製ベーコンをしっかりと感じながらも、目玉焼きがマイルドにしてくれる1品でした。

目玉焼きとベーコンの相性は言うまでもなく、厚切りトーストで満腹感を得られると思います。

コッペパンメニュー

コッペパンのテイクアウトメニューはキャンディー状にくるまれていて、外で食べるにはもってこいです。

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1つ目に選んだのが、「さつま芋サラダと青りんご」。

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すし酢のきいたさわやかなさつま芋サラダに青りんごやセロリなどをサンドしたもの。

マスカルポーネみそが加えられているそうです。

コッペパンの中身だけ聞くと、癖のありそうな気もしますが、実際に食べてみるとほんとに爽やかにまとまっている。

1つの食材が大きく主張することなく、あっさりと食べられてしまいます。

また、青りんごの歯ごたえがとてもよかったです。

2つめは、「とんかつとゴルゴンゾーラ」。

またちょっと、癖のあるような予感……。

元とんかつ屋さんが考案したものだそうで、とんかつにゴルゴンゾーラクリームや胡桃、マスタードマヨをサンドしたものです。

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これも、非常においしかったです。

生パン粉を使用した本気のとんかつは、さっくりジューシーでとてもうまい。

そして、ゴルゴンゾーラやゆずの風味が時折ガツンと来るパンチのきいた食べ応えのあるコッペパンサンドでした。

まとめ

今回は、埼玉県三芳町にある「おいもカフェ」をご紹介させていただきました。

平日に訪れても、混雑が予想される人気のお店です。

待ち時間を回避するためにも、予約することをおすすめします。

優しい甘さのさつまいもを使った、ランチやデザートにはきっと満足できるはず。

TERUが特に薦めたいのは、「いも丼」と「お芋とクリームのあんコッペ」!

ランチプレートやコッペパンサンドなども、次々新しいものが考案され、何度足を運んでも楽しめるはずです。

居心地もよくおしゃれなおいもカフェに、足を運んでみてはいかがですか?