皆さんアロマといえば何を思い浮かべますか?
ペパーミントやベルガモットなど様々な香りがありますが、その中でもリラックス効果や安眠効果で有名な、ラベンダーは不動の人気の一つですよね。
今回は山一面に咲き誇るラベンダーを堪能するべく、群馬県沼田市にある「たんばらラベンダーパーク」へ行ってきました!
さらに群馬名物である「ひもかわうどん」や、群馬県屈指のパワースポットである「榛名神社」を巡る日帰り旅行をお伝えします。
ゲレンデをラベンダーで埋め尽くす「たんばらラベンダーパーク」
冬は雪山として人々をにぎわす「たんばらスキーパーク」。
夏には「たんばらラベンダーパーク」と名を変え、関東最大級5万株のラベンダーが咲き誇る癒しの楽園となるのです。
都内からでも2時間~2時間半のお気軽小旅行
アクセス
関越自動車道の沼田ICから30分程に位置するたんばらラベンダーパークですが、北関東道や圏央道が開通したことによって車でのアクセスが非常によいです。
都内から向かうと、2時間~2時間半程ですので日帰りも十分にできる距離ですね。
無料の広々駐車場
駐車場は1500台収容の広々とした敷地です。
駐車料金は無料!
交通費や入場料でなにかとお金を使いますので、車で行った際の無料駐車場は非常にうれしいです。
SLやリゾート列車を利用してのパックプランやバスツアーなどもあるので、これらを利用することで旅行気分もぐっとあがりますね。
営業期間や料金
営業期間
2018年6月30日(土)~9月2日(日)
※2018年度の営業は終了いたしました
8:30~17:00(入園は16:30まで) 開花状況により前後する場合があります。
入園料
大人(中学生以上) | 小学生 | 小学生未満 | 犬 |
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800円~1200円 | 300円~500円 | 無料 | 200円※ |
※オリジナルエチケットバック付き
障害者の方は、本人のみ入園無料(手帳表示)
リフトを使ってラベンダー広がる丘へ
たんばらラベンダーパークより引用
ラベンダーが広がる丘へ行くためには、歩いて登るか夏用リフトウッディーラインを利用します。
夏用リフトウッディーライン | |
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運行期間 | 運行時間 |
6月30日(土)~8月26日(日) | |
料金(往復/片道) | |
小学生:600円~350円 |
ラベンダーの丘を目指して、リフトに乗り込んで出発!
乗り込んですぐに山の合間から記念撮影をしてくれるサービスがあります。
綺麗な景色を楽しめるのかと思いきや、リフトは徐々に木々に囲まれていき……
そして、山の天気は変わりやすいもので、雨もぱらついてきました……
リフトの上で雨が降ってきても傘が備え付けられているので安心してください。
リフトに乗っている間は木に囲まれていて周りの様子が見れないのが残念です……
登りはリフトに乗って記念撮影も兼ねて楽々に、帰りは散歩しながら景色を楽しんで降りてくることをおススメします!
リフトを降りた頃には、あいにくの空模様で霧がかっていましたが一面にラベンダーが広がっています。
晴れた日には紫がより一層映えることでしょう。
山の斜面には早咲き~遅咲きの多種多様のラベンダーが咲き乱れています。
ラベンダーといえば、その美しい紫色もさることながら、気持ちを落ち着かせる香りですよね。
これだけ囲まれていてもそれだけでは香りを感じられないのですよ。
ラベンダーの葉を親指と人差し指で軽くこすってみてください。
ツンっと鼻を抜ける香りが広がりますよ。
ラベンダーの香りって言葉にはなかなか表せないですよね(笑)
食べておきたいラベンダーソフトクリーム
夏のたんばらラベンダーパークでは食べ物も充実しています。
山麓にあるリゾートセンターでは期間限定で高原野菜と上州牛、上州麦豚など、約40種類の豊富なメニューがそろうイタリアンバイキング「レストランON&OFF」。
夏山リフトを降りた先にはこだわりメニューが多数用意されているメインダイニング「ウッドランドカフェ」。
本格的な石窯で焼き上げるピザや上州牛、上州麦豚を使用しているたんばらバーガー、そしてソフトクリームショップがそろう「Tambara Kitchen」。
屋外テントの下でピクニック気分を味わうことができます。
その中でも、シーズン中に6万個も売れる人気のラベンダーソフトはぜひとも食べてみてください。
味は比較的さっぱりはしていますが……
雰囲気が大事です!せっかくですから味覚でもラベンダーを感じましょう!!
たんばらラベンダーフェスティバル
開園期間中はラベンダー摘み取り体験やアルプホルンコンサートなどのイベントが盛りだくさんです。
私が訪れた際にはラベンダーパークの中腹にて「IZANAGI」さんのシンセサイザーコンサートが行われていました。
IZANAGIさんは3000m級の山岳頂上や新緑の原生林など、息をのむ絶景にシンセサイザーを設置し大自然と一体となるコンサートを行っています。
高原いっぱいにシンセサイザーの優しい音色が広がり、とても癒されます。
また、お子さんが楽しめる芝そりやトランポリンなどの遊具が充実しており、愛犬と来てもドッグランもありますので、家族みんなで訪れても十分に楽しめますよ!
チュービングに乗って200mを滑り降りるウォータースライダーには子供も大喜びですね。
ラベンダーだけじゃない!ひまわりガーデンとアナベルの丘
たんばらラベンダーパークはラベンダーだけではありません。
サルビアやマリーゴールド。北アメリカ東部に自生する野生のアジサイを品種科した「アナベル」など色とりどりの花を咲かせています。
黄色で埋め尽くす「ひまわりガーデン」はまさに圧巻の一言ですね!
群馬といえば、ひもかわうどん
うどん好きならぜひ、食べていただきたい群馬のご当地うどんである「ひもかわうどん」。
ひもかわうどんは群馬県桐生地域の郷土料理である幅広麺のうどんです。
群馬の名物料理を堪能するために、お昼に訪れたのは国道120号線沿い、沼田ICより車で10分の所にある「奥利根うどん本舗」。
店内は広く落ち着いた雰囲気で、大きな窓からは沼田市の絶景「河岸段丘」を一望できます。
営業時間
平日 | 土日 |
---|---|
11:00~17:00 | 11:00~17:00※ |
※冬季スキーシーズンは21:00まで営業
営業時間は予告なく変更する場合があるということなので、一度お店に問い合わせをしてみてください。
年中無休
つるっとした喉ごしと、もちもち感が特徴的なおうどんです。
ここまで幅の広い面だと、うどんなのにすすることができません(笑)
群馬を訪れる際にはぜひ、ご賞味ください!
群馬屈指のパワースポット「榛名神社」
一般道と高速道路を利用して車を走らせること1時間半。
群馬県屈指のパワースポットである「榛名神社」に向かいます。
群馬県高崎市にある榛名神社は巌山という一字15万㎡の境内地に鎮座する、山岳信仰の霊場です。
創建は586年とされており、とても歴史のある神社です。
強力なパワースポット!?万能神社といわれるそのワケは!?
なぜ、榛名神社がパワースポットとして知れ渡っているのでしょうか。
榛名神社では主祭神として火の神である火産霊神(ほむすびのかみ)、土の神である埴山毘売神(はにやまひめのかみ)が祀られています。
そして、榛名山に生い茂る太古からの木々、榛名湖や榛名川からの水と金のエネルギーを得ることができます。
このように火・土・木・水・金のエネルギーがすべてそろう場所は「天のエネルギー」が最も強まる場所と言われており、すべての運気が上昇し、大きな願望が叶うと言われています。
さらに、榛名神社の鎮座する場所自体が自然のエネルギーが最も集まる場所(龍穴)ということもあり、強力なパワースポットとなっているのです。
そのパワーの強さから榛名神社は万能神社とも呼ばれるようになりました。
大自然の参道と本殿で感じるそのパワー
歴史のある鳥居を前にするとドキドキしますね。
ここから本殿までは550m、徒歩約15分の大自然の参道を歩いていきます。
参道の脇を流れる榛名川の流れる水の音は、自然と和やかな気持ちにしてくれます。
少し歩くと「禊橋(みそぎばし)」という、朱色の橋が見えてきます。
榛名川の水のエネルギーで心身を清めましょう。
千本余りある樹齢100年~400年の杉の木に囲まれながら、歩みを進めると対岸にはアーチ状の奇岩「鞍掛岩(くらかけいわ)」が見えてきます。
洞窟状だった岩の奥の部分だけが崩れ落ちてアーチ状になったということです。
明治2年に再建された三重塔を抜けると、大自然の中にたたずむ鳥居が見えてきます。
使われなくなったハケやブラシを供養するための塚があり、使ってきた感謝も含めて供養できる焼納所になっています。
断崖絶壁の補強されたトンネルを抜けると、朱色の「神橋」が見えてきます。
この神橋の左手には「行者渓」と呼ばれる渓谷があり、昔は役行者(えんのぎょうじゃ)と呼ばれる呪術師が修行をしていたという霊場です。
ここも強力なエネルギーが通り抜けるパワースポットと言われています。
神橋をさらに進むと、手や口を清めるための御水屋が見えてきます。
御水屋の水は、榛名山の湧水が直接引かれているので、榛名山のパワーをしっかり定着させましょう。
振り向けば、滝の両側の岩を「瓶子」(神にささげる神酒を入れる酒器)に見立てて名がつけられた「瓶子(みすず)の滝」。
推定樹齢600年。樹高55メートル、周囲9.4mの立派な「矢立杉(やたてすぎ)」という杉の巨木。
武田信玄が戦勝祈願のために矢を射立てたという言い伝えがあり、目の前にするとあまりの大きさに圧倒されます。
石段の先に大岩を背後にした力強い門が待ち構えており、石段の下からでもその迫力には言葉を失ってしまいます。
双龍門を抜けるとついに本殿が目に飛び込んできます。
本殿は背後の「御姿岩(みすがたいわ)」とつながっていて、その岩の洞窟内にご神体が祀られています。
自分の未来を思い描きながら、大開運、願望実現のパワーを授かりましょう!!
参道を見守る七福神
本殿までの道のりをご紹介させていただきましたが、参道では「七福神」が参拝者を見守ってくれます。
それぞれパワーをいただいていく。そんな気持ちで進むのもいいですね。
写真におさめることで運気が上昇、定着するとも言われていますよ。
布袋様のふくよかなお腹は誰もが手を伸ばしてご利益をもらってるんですね(笑)
社殿の横には天狗様の像が建てられていました。
大晦日には天狗祭りが開催されていて、天狗餅と呼ばれる餅が108個境内から投げられるのです。
大晦日にも訪れてみたいですね。
ちなみに私は七福神を写真におさめながら社殿に向かっていると、7体目が天狗様でした……
みなさんは見落とさないようにしてください。
ご神水開運おみくじ
神社へ参拝に訪れた際のおみくじは神様との大切なコミュニケーションツールです。
雨乞いの神様としても有名な榛名神社は、ご神水を神前にお供えして、ご祈祷し、持ち帰って雨乞いの行事を行っていました。
そんな榛名神社でひけるのが「ご神水開運おみくじ」。
このおみくじの面白いところは、結果がすぐにはわからない点。
ご神水におみくじを浮かべると、文字が浮かび上がってきます。
浸し場所は参道の途中にありますので、帰り道も榛名山のパワーを感じながら浸し場所を目指しましょう。
ひいたおみくじは、浸し場所の横にある廻運燈籠(かいうんとうろう)の自分の干支の収め口に入れ、燈籠を廻すと運気が上がるそうなので、ぜひ榛名神社を訪れた際にはご神水開運おみくじをひいてみてくださいね。
まとめ
今回はまさに、群馬の大自然を満喫した日帰り旅行になりました。
ラベンダーの景観が美しく大満足なたんばらラベンダーパークですが、営業期間は6月下旬から9月初旬までと、残念なことに今の時期は営業しておりません。 私は毎シーズンのようにこの場所を訪れていますので、来年の夏が待ち遠しいです!
ラベンダーパークではその景色や香りによってリラックス効果を得て、さらには榛名神社で多大なるパワーを身体全体に浴びる。
そんな自然の力を借りて、気持ちを休める休日にしてみるのもいいですよ。